図1 カージオイド曲線
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の冒頭に記したように、図1に示すカージオイド曲線の極座標表示の方程式は次式で表されます。
,
(1)
ここに、変数 および は、それぞれ、極座標における動径と位相角を表し、
の範囲は です。
これを直交座標に変換する通常の公式は、
,
(2)
です。
以降、変数 および を単なる媒介変数として扱い、
指数関数を導入して(1)、(2)式を改変した次式を考えます。
,
(3)
ただし、 の範囲は で与えられ、a, b, p, q は定数です。
媒介変数 を の範囲で変化させたときに
(3)式が描く曲線を図2に示し、これを着色するとその右のようになって、リンゴ形の図形が描かれます。
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